群馬県県央部の北群馬・渋川地区学校保健会に委員17名の「学習つまずき児童生徒に関する特別委員会」を設置し、1986から2年、不登校児童生徒の家庭・学校生活を調査した。その調査データを基本にして自記式質問紙、お元気ですかアンケート1)を開発し、1988年1月、当地区学校保健会に属する公立小中高校生と群馬大学附属中学生および東京都区部公立小中高校生総数約8,000人を対象とする調査を実施した。そのデータを地区、学校、学年、組および性別に集計し、1989年2月23日、当会は、渋川市多目的研修センターにおいて、研究協議会を開催し、地域別・小中高校別・男女別の生活の実態について協議した2)。次に、調査対象内の中学2年男女のデータに
因子分析3)と判別分析4),5)を適用し、児童生徒の主観的メンタルヘルスに関係する11の指数を収集することができるようにし、これを、メンタルヘルスインデックスthe
Mental Health Index(MHI)と名づけた。この指数情報は、彼らの心を多面的に理解することを助け、かつ、不登校4)、いじめ被・加害5)を中心とする問題行動の予知・発見を可能にした。